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福をおすそわけ~伊勢大神楽がやってきた【3歳児 にじチーム】

毎年1月10日に保育園の近くのお寺に獅子舞が来ます。

ご住職のご厚意で「いいですよ。お越しください」と言っていただき、3・4・5歳児で参加させていただきました。

 

まずはお参り。握りしめた五円玉を賽銭箱に入れ、手を合わせます。

元気に過ごせますように・・・

 

 

檀家さんが来られ「おはよう、よう来たね!寒いから中入って入って」と声をかけてくださり、お寺の中で待たせていただくことになりました。

 

一歩足を踏み入れると、お寺の中にはたくさんの仏様がおられ、子どもたちを優しく迎え入れて下さっているようでした。お参りに来られたおばあさんに、畳には“ふち”があり、ふちを踏むことなく歩くこと、仏様の名前は、お釈迦様、お不動さんということを教えていただきました。

 

数分後、数名の男の方が来られ、何やらゴソゴソ準備中。袴姿に手には獅子舞二頭、笛に太鼓。いよいよ舞の始まりです。

 

 

獅子舞が人の頭をかむのは、その人についている邪気を食べるという意味があるそうです。子どもには健やかな成長につながると信じられているので、全員かんでもらいました。

 

経験したことを遊びに取り入れることを大切にしてきたにじさん。夕方に早速自分たちの獅子舞づくり。切り込みを入れた牛乳パックに顔を描いて、ポリ袋を貼ったら完成。力強い目と大きな口がとても印象強かったようです。

 

作った獅子舞を手に、園内巡行。私たちがお獅子からいただいた“福”を保育園のみんなにもおすそわけです。もちろん、事務室も給食室も、全クラスまわりました。

園長先生の頭もぱくっ。

給食の先生の頭もぱくっ。

 

昨年、一昨年は1月10日が土・日だったため、見学に行くことが出来ませんでした。そんなこともあり、テレビでしか獅子舞を見たことのない子どもが多く、絵本や挿絵を見てちょっぴりドキドキしながら今日を迎えたにじさん。日本文化に触れることが少なくなってきた昨今、とても貴重な体験になりました。

 

石山くじら保育園のみんなが、今年も元気に過ごせますように・・・