世界にひとつの・・・【5歳児 くじらチーム】
「あと〇回寝たらやなぁ」「楽しみやな~」と、指折り数えて心待ちにしていた子どもたち。
今日は卒園記念品制作のため、バスに乗って信楽陶芸村へしゅっぱ~つ!!
約1時間、森や川などの自然を眺めながら、どんどん山道を進んで行きます。
すると、目に飛び込んできたのは・・・たぬきの焼きもの!
それを見つけた子どもたち「たぬきやー!」と大興奮です。
初めは1匹だけだったのですが、道を進むにつれ大きなたぬきや細いたぬき、色んな形のたぬきがたくさんお出迎えをしてくれました。
陶芸村でもたくさんのたぬきに囲まれて、なんだか嬉しそうな子どもたちです♪
さぁいよいよ陶器作り開始!
師匠から、作り方を丁寧に教えてもらいました。
まずは底から。好きな形に粘土をカットしていきます。
「丸ってむずかしいな…」
ろくろを使って描く丸は難しい様子。
底ができたら、次は粘土をヘビの形にして上に乗せていきます。
「これくらいかな?」と太さをよーく見ながら転がします。
ヘビの形を作っては重ねて、作っては重ねて・・・
器の形が出来てきましたよ。
「ほんまにできたー!」と少しずつ完成に近付く作品を見て、気合も入ります。
竹串で模様を描いたり、粘土をくっつけてみたり。
おわんやコップ、お皿・・・世界にひとつの、自分だけの陶器ができあがりました。
あとは乾燥させて、焼いていただきます。
みんなの力作はこんな感じ
焼き上がりはどんな色になるのかなぁ~?
楽しみです(*^^*)
その後は、待ちに待ったお弁当タイム!!
何と、のぼり窯の中でいただきましたよ。
特別な空間に「なんか秘密基地みたい!」とわくわく。
そして陶芸村の皆さんのご厚意で、リンゴジュースをご馳走になりました。
「ありがとうございます!」
「つめたくておいしい~!!」
お腹がいっぱになったら、今度は陶芸村散策。
「あっ、見て!あんなところに神社!」
「たぬきの神様や!」
順番にたぬきの神様へお参りをしました♪
高い所から信楽を一望。
「すごーい!!」「めっちゃ高いやん!」「やっほー!!」
たぬきと一緒に、はいチーズ。
「いっしょくらい?」と背比べ。
たくさん遊んで、帰りのバスではスヤスヤ・・・
普段できない陶芸体験や、歴史のあるのぼり窯の中でのお弁当、のぼり窯ができる前に使われていた窯の見学・・・信楽の伝統や文化にも触れる素敵な機会になりました。
くじらチームの子どもたちにとっては、園生活も残り数カ月。
土粘土の感触と一緒に、たくさんの思い出も記憶に残ってくれることを願っています。
毎日、焼き上がりを「まだかな」「どんなふうになるかな」と楽しみにしている子どもたちです。